ろ過事業

用語解説

濾過助剤

実際に濾過をするフィルターに微細粉末が目詰まりしない様、手前でそれらを補足し、濾過をスムーズにするために使用するものです。珪藻土やパーライトなどが該当します。

珪藻土

珪藻の殻の化石からなる堆積岩で、二酸化ケイ素(SiO2)を主成分とします。珪藻の殻に多数の孔が開いていることを利用し、不溶物を補足する濾過助剤として使用されます。

パーライト

加熱により膨張する性質を持つ火山岩の総称で、これらを高温で熱処理し、発泡させると多孔質の濾過助剤となります。重量に対し嵩が大きいことが特徴です。
濾過助剤のほか、保水・断熱などの用途で園芸用や壁材としても用いられます。

フィルター(濾材)

濾過に用いる多孔性の材料を指します。液体における固液分離、気体における集塵で主に使用されます。漏れにくく、目詰まりしづらく、堆積した層(ケーキ層)が剥離しやすいものが要求されます。

吸着剤

他の物質を吸着する性質の強い物質のことを指します。脱色、脱臭、油分他、吸着剤の種類によって、吸着しやすいものが異なります。

酵素

生体で起こる化学反応に対して、触媒として機能する分子を指します。作用する物質(基質)を選ぶ基質特異性と、目的の反応だけを進行させる反応選択性という性質を持ちます。
食品加工・製造において酵素によって分解反応を起こし、分解したものを抽出したり、濾過によって選り分けたりなど、様々な用途で使用されます。


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